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浄岩寺の水瑪瑙塔

sumano
宝物

浄岩寺の水瑪瑙塔

Photo Source: Cultural Heritage Administration (http://jpn.cha.go.kr/japanese/html/sub1/index.jsp)

浄岩寺の水瑪瑙塔
  • 指定番号 : 宝物第 410号
  • 指定日 : 1964年 9月 3日
  • 所在地 : 江原道 旌善郡 古汗邑古汗里山214番地
  • 所有者 : 淨岩寺
  • 数量及び規模 : 模塼石塔 1基 (高さ 9m, 相輪 1.7m, 長さ 20∼30cm, 高さ 5.8∼6.5cm, 厚さ 5∼7cm)
  • 材料 : 模塼石(灰緑の石灰岩)
  • 年代 : 高麗時代
  • 現況
    この塔は 塼塔形式の模塼石塔(7層)で塔身部を構成する橫塼材は、灰緑色の石灰岩で様々な大き さの直六面体を秩序正しく積み上げ、巧みな手法で表面はよく加工され、まるで煉瓦を用いた ように見える上、軒には風鈴がある。
由来

この塔は新羅史蹟記によると善德女王12年(世紀643年)に慈裝律師が、淨岩寺 を創建し7年後に水瑪瑙塔を建立したと伝わるが、 高麗時代に建立されたものと推定される。

宝物第410号

この塔を建てる時、塔の基壇部に舎利、 佛指節 、佛掌珠、念珠貝葉經を奉安したという。この塔は慈藏律師が唐の五臺山に入り修行し、本国に帰国する際(世紀643年) に西海の竜王が慈藏律師の仏道に感動し、竜宮に行き竜王から水瑪瑙石をもらって建てた塔だという。