白頭大幹生態樹木園(ペクトゥデガン・センテスモグォン)は、2012年5月1日に江原道旌善郡臨渓面一帯に造られた。2001年から約10年間公立樹木園を造成し、21のテーマ園と約1千種以上の植物を管理している。また、自然学習場及び自然体験プログラムを運営し、人と自然が共存する健やかなスペースとして発展しつつある。
「白頭大幹山林生態文化体験団地(ペクトゥデガン・サンリムセンテムンファ・チェホムダンジ)」は、白頭大幹生態樹木園と江原道の山林開発研究院東部支院が連携して造成した家族中心の体験型山林文化休養地である。高山地帯の特性を生かした山林治癒・休養中心基地を目標に、汚染源のないきれいな自然環境とサービスを提供している。宿泊施設は計12棟36室で、一日に208人が収容可能である。樹木園から山林生態文化体験団地までは約3km、山林文化体験学校(サンリムムンファ・チェホムハッキョ)までは約4kmほどである。
白頭大幹(ペクトゥデガン)は、白頭山(ペクトゥサン)、金剛山(クムガンサン)、智異山(チリサン)を結ぶ朝鮮半島の生態の軸と言える。また、満洲広野へと伸びる韓民族の意気を代弁する山脈であるため、その意味が格別である。 展示樹木園は、花木園と18の市・郡木園、北江原植物園、野花植物園、食・薬用植物園、高山植物園、岩石園、水生植物園など様々なテーマのテーマ園から構成されており、そのテーマ園を囲んでいるトゥルレ道(トゥルレキル)も、テーマ園と同じぐらい魅力的である。 アジア最大規模の高山樹木園とも呼ばれるほどその規模が何せ大きいので、一日ですべて見て回り切れないほどである。国民に良質の休養の場所を提供すると同時に、白頭大幹の山林生態系の現地の保全研究のための場所でもある。