旌善アリラン伝授館(チョンソン・アリランジョンスグァン)は、江原道無形文化財第1号である旌善アリランを保存、育成して郷土固有文化を継勝、発展させるために2001年10月7日建立された。
自家用車を利用する際には嶺東高速道路(ヨンドン・ゴソクトロ)に乗れば、ソウルから約3時間程度の距離、アウラジ川の近くに位置している。 1階には伝授室と資料室、2階には旌善アリラン公演場と映像施設がある。 高麗末、高麗王朝に仕えた忠臣らが旌善に移り住み、王に対する忠節と故郷に対する懐かしさを込めた律詩を作って謳った。それを地方の高尚な士人らが韓詩を理解できない人々のために解説して知らせつつ、口伝えされた土着民謡に感情を生かして謡ったのが、旌善アリランである。この旌善アリランのために建設されたところが旌善アリラン伝授館である。
2012年12月にユネスコ無形文化遺産の代表目録に登載され、2014年にはより多くの訪問客が快適な環境からアリランの情緒と真髄を鑑賞できるよう便利な施設を提供するためにリフォームを行ったークが躊躇するなら、無料で満喫できる木製の階段上の見晴らしのいい場所を訪問してみるのもお勧めしたい。