アウラジ は 旌善アリラン の代表的な発祥地で、五台山から始まる松川の流れと
臨溪 ジュンボン山から始まる骨只川の流れが合流することから アウラジ と呼ば
れている。朝鮮時代は南漢江の 1 千里もある水路に沿って木材をソウルに運んで
いた有名な 筏 の出航地であり、特に、興宣大院君の慶福宮改築の際には必要な
木材を松川江で積載して アウラジ で 筏 を作り、漢陽 ( ソウル ) まで運んだ。
また、川の水が増水して会えなくなった恋人同士の悲しみを表した 旌善アリラン
の 歌詞 ( 愛情篇 ) の 由来 地としても知られている。ここでは 毎年 、昔の人々の
暮らしの様子をそのまま再現するために アウラジ 筏祭 , アリラン試演会 などの
行事 を行い、 旌善 を訪れる 観光 客に喜ばれている。